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2025年振り返り

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あっという間に2026年を迎えてしまいました。 例年以上に時間の流れが早く感じた2025年。昨年の年始に掲げた抱負を読み返しながら、この激動の1年を振り返ってみます。

🌏 大きな変化:移住とキャリアチェンジ

2024年末に決意した通り、長年勤めた関西のメーカーを退職し、Webエンジニアとしてのキャリアを本格的にスタートさせました。 そして何より大きかったのが、海外生活の開始パートナーとの共同生活です。

環境がガラッと変わる中、最初は言語や文化の壁、そして新しい技術スタックへの適応に必死でした。 しかし、「やらない後悔よりやる後悔」を選んだことは間違いではなかったと、今なら自信を持って言えます。 (一番しんどかったのは共同生活だったとは口が裂けても言えません...)

💻 技術的な挑戦

1. Webエンジニアとしての基盤構築

私のモットーである「人は反復作業に時間を費やすべきではない。無駄な業務は削減すべきだ」という信念のもと、ソースコードだけでなく業務フローや運用の仕組みまで含むレガシー領域と向き合い、効率化・自動化に向けた基盤整備を進めました。 また、大企業と比べて利用ツールの自由度が高い環境を活かし、各種AIツールも積極的に取り入れながら業務を前進させました。

  • レガシーフロントエンドの刷新:jQuery等が混在する環境に対し、Vue.js/Tailwind CSSを用いたリファクタリングを開発環境で検証。2026年は本番リリースに向けて段階的に適用を進めます。
  • Agentic Codingへの布石:古いソースコードをAIエージェントが理解・修正しやすい構造へ整理し、開発効率を底上げするための改善施策を実施しました。
  • 新規設計への挑戦:新規ページ作成では、バックエンド(CakePHP)は維持しつつ、フロントエンドにVue.js×Atomic Designを採用。ゼロからの設計に加え、これまで存在しなかったコンポーネント管理・運用ワークフローの構築検討を担当しました。

これらの経験を通じて、単なる実装力にとどまらず「システム全体をどう効率化し、価値創出に時間を寄せるか」という視点を培いました。2025年に仕込んだ改善を、2026年は本番リリースという成果に結びつけていきます。

2. Crypto / Web3 への没頭

出国前の2〜3月頃は、ハードウェアウォレット(Coldcard)やSparrow Walletを使って、セルフカストディ前提のセキュリティを集中的に学びました。 「自分の資産は自分で守る」を軸に、日々の運用やリスク対策を固めています。 Botにも手を出したかったのですが、当時はリソースが足りず断念。Botは……次の人生でいいかな。


3. 生成AI・エージェント開発

年始の目標に掲げていた「AIとの統合」。 当初は RAG や AI エージェントの開発を進めるつもりだったのですが、ツールの進化が速すぎて、とにかく最新ツールを使って手を動かす一年になりました。結果として、想定していた「2025年の展開」にはならず。これはこれで学びは多かった。

  • いろんな MCP を試しつつ、フロントエンド側での AI コーディングを試行錯誤
  • MCP SDK を使って自作 MCP を構築(コンテキストの腐敗対策 → 現状はサブエージェント構成でだいぶ解決できそう)
  • rules / skills を大量に作って運用してみる
  • コンテキスト管理のやり方を考える(設計と運用がむずい)

今の関心は、ドメイン領域・業務領域に合わせて設計されたサブエージェントと skills をどう組み上げ、全体設計として破綻させずに回すか。ここが2026年の肝だと思っていて、取り組み始めています。

「可能な限り自律的に、長時間動かし続ける」みたいな方向性も、ちゃんと設計すれば実現できるだけの技術はすでに揃っている気がしています。あとは自分がそれを組めるレベルに到達したい。

一方で課題もあって、業務やドメイン知識は人の頭の中にしかないことが多い。そこをどう外に出し、AIに渡せる形にするか。さらに、AIに与えるべきコンテキストを「速く」「適切に」整備して渡せるか(結局ここは人間側の問題)。2026年は、このあたりの筋力を上げていきたい。

この手のスキルは、仕事だけでなくプライベートでも“仕組み化”しておくとレバレッジが効き、成果につながりやすい。だから、今いちばん重要だと思っている。 将来は、お金に困らない程度に稼げる状態を作っておきたい。そのために、3年以内にその状態に到達することを目標にする。

Web業界に入って、正直いまは前職より楽しめている。でも一方で、「やっぱりロボットに戻りたい」という気持ちもまだある。 最近、研究室の先輩が遊びに来てくれていろいろ話していたら、その気持ちがまた強くなった。キャリアのこと、ちゃんと考えないとな。

ドメインはいろいろ選びたい。ただ、ある程度の自由度がありそうな領域で、汎用的に使えるAIエージェントを触りながら試行錯誤できているのはありがたい。 社会人モラトリアム人間()。


🛠 個人開発とアウトプット

友人と開発していた「PodDiary」や資産管理アプリなど、形にすることの難しさと楽しさを同時に味わいました。PodDiaryに関しては、Spotify の API 制限解除の許可が下りるまでに非常に時間がかかり、申請フローの壁に心が折れていったん断念。

そこで次に取り組んだのが、(詳細は割愛しますが)収益を得られるプラットフォーム上でのコンテンツ販売です。コンテンツを AI の力で“人間だけでは到底追いつかない”スピードと量で生成し、収益化まで到達しました。月に数万円の収入になっていて、予想以上に手応えあり。さらに販路を広げるため、2026年は生成コンテンツの種類や変換方法を増やし、活動の幅を広げていく予定です。

あと、ブログについても触れておくと、Node.js や Next のバージョン問題でデプロイ失敗が続き、心が折れて更新を放置していました。でも2026年1月に再トライしたところ、GPT codex 5.2 君がようやく解決してくれて、こうして記事が投稿できています。ありがとう Codex CLI。

そして Obsidian に出会えたのもかなり大きかった。プラグインを活用して自分なりの情報収集ワークフローが良い感じに組めたし、Terminal プラグインで AI エージェントとの連携もかなり楽に。neovim や wezterm など、キーボード完結思想もさらに強まりました。仕事でも「効率化を極めるマン」を軸に、このまま老後まで走っていきたい。


🚀 2026年に向けて

生活の基盤はできてきました。2026年はこの基盤の上で、さらに「攻め」に寄せつつ、ライフステージを一段上げにいく姿勢でいきます。 そして最優先は、筋トレ。身体を強化していきます。

今年もよろしくお願いします。